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安全な暮らしを守るためには

世界有数の地震大国と言われている日本。過去には、大規模な地震による被害も多数ありました。
全国各地で地震が起こる可能性があることや、今後も巨大地震の発生が懸念されています。
えだまめこども園では、先日、地震を想定した避難訓練を行いました。
その際、防災用品として各保育室に常備してある防災頭巾やヘルメットも、着用してみました。


全員が無事ホールに集合することができ、地震の時の避難方法や、避難時の約束事を再確認しました。
子どもたちも、いつになく真剣な表情です。
避難訓練は、その後も続きます。
『地震の影響により、電気や水道などのライフラインが機能停止。そのため、給食提供が不可能。』という状況想定。
そのため、非常食体験も行いました。
えだまめこども園の常備食は、【アルファ米・保存食カレー・保存水・乾パン】です。
子どもたちの空腹を満たすために、事務室が給食室に早変わり!

【アルファ米】とは、炊飯して柔らかくなった米を急速乾燥させた加工米です。
見た目は、通常の白米とあまり変わらないですが、少し粒が小さいような感じです。
ガスコンロで沸かした熱湯を注ぐだけで・・・

炊き立てのようなご飯ができました✨
【アルファ米】は、水でも調理することができ、【保存食カレー】は、加熱調理ができなくても食べられ、どちらも常温で長期保存が可能です。
さて、普段給食で提供されているカレーライスとは違いましたが、子どもたちの反応は??

「おいしい!もっと食べたいな。」「いつものカレーがいい。」など、さまざまな声が聞かれたようですが、完食する子がほとんどでした。
また、【乾パン】も食べてみました。
大人は、非常食としては聞きなじみがあるかもしれませんが、子どもたちにとっては“不思議なもの”に見えたようです。
「パンなのに、硬いの?」「ビスケットみたいだけど、パンなの?」
気になるようなので、食べてみましょう!

これがまた、「おいし~い!!」と、子どもたちのお気に入りに!
乾パンを初めて口にする子がほとんどだったと思いますが、新しい味・食感と出会えた、良い経験となりました。
そして、午後からは、保護者様にもご参加いただく『引き渡し訓練』を行い、今回の避難訓練はすべて終了です。
安全な暮らしを守るためには、地震に対する理解を深め、防災意識を高めることが大切です。
これからも、いつ来るかわからない災害に、備えていきたいと思います。