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守る

先日は、全国各地に大雨警報や土砂災害警報が発令され、被害に遭われた地域の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
えだまめこども園で毎月行っている避難訓練、今回は、台風による【風水害】の想定でした。
園内放送から聞こえてきたのは、大雨・雷・強風の音・・・
それまでは、楽しそうな声が響き渡っていた各保育室に、緊張が走ります。
続いて、「ガッシャーン!」と、ガラスの割れる大きな音が。
さらに、停電のため、園内の電気がすべて消えてしまいました。
そこで、各クラス避難開始です。


玄関前の窓が割れて、廊下にはガラスが散乱している想定のため、子どもたちが怪我をしないよう、
ブルーシートと段ボールを敷き、その上を歩いて避難しました。
「ぼこぼこしてるね。」「歩きにくい。」と口にしながら、転ばないようにと歩く姿は真剣そのもの。

歩きにくいのは、飛散物として、積み木や卵パックなどを代用しているからです。
子どもたちにも、いつも歩いている廊下との違いが、しっかりわかっていました。

いつもは元気いっぱいに遊んでいるホールも、今日は真っ暗。
少しドキドキするけど、みんなが一緒だから、大丈夫。

全員が無事に避難完了し、電気がついて明るくなると、子どもたちも安心した様子でした。
【風水害】についてのお話を聞き、紙芝居も見て、訓練は終了となりました。

災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。
子どもたちには、身をを守ることの大切さを繰り返し伝え、保育者は、いかに子どもたちを安全に避難させるかを考えながら、これからも訓練を行っていきたいと思います。