ある日、窓の外から「お～い！園長せんせ～い」と聞こえます。見ると、近所の畑から、

地域の方が「おいで～✋」と呼んでいます。行ってみると、「これ持っていきな～」と

大玉スイカ３個と、きれいなお花をいただきました。

これは・・・アレをするしかありません。７月のお誕生会は、「スイカ割り」で決まりです。

誕生会まで３日間、大玉スイカは展示されていました。玄関を通るたびに気になっていた子どもたちです。

そして本日、７月誕生会「スイカ割り」始まりました。

先生のお手本を見て、果敢にスイカへ立ち向かう、子どもたちです。

「えい！えい！」と、かけ声をかけながら、何度も力をこめて、棒を振り下ろしました。

さすが大玉スイカ、なかなか割れません。徐々に悔しがる子どもたち・・そこで先生方の出番です。

「パカッ！」音が響き、スイカ割りは成功しましたが、なぜか涙があふれる１歳児・・

スイカがちょっぴりかわいそうに感じたようです。

「あ～ぁ、われちゃったね」と見守る子どもたち、何だか申し訳ない思いの保育者・・😞

しかし味見タイムには、「おかわりくださ～い」と笑顔があふれていました。

こんなに大きな丸のままのスイカに触れ、その大きさ、重さ、感触、硬さを、

子どもたちに感じてもらうことができました。

割れたあとは、皮と果肉の色や、におい、種の発見なども体験することができました。

そして、ひとつのスイカをみんなで分けて食べることも、

子どもたちの「食育」につながっているのでは・・と期待します。

７月の誕生会、思いがけず夏の楽しいイベントになりました。

地域の皆さま、いつもありがとうございます。